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W114 250CE

【奇蹟のコンディション】

■ W114 250CE 

 1972年式 OWNER:- - - - - -

 

'72年2月登録のいわゆる「前期型」で、走行距離26,932Km(発掘時)、30年余りの間ガレージで大切に維持保存されていた為に、外装・内装・機関共々完全オリジナル! 何一つ部品交換(修理)されていませんでした。正に「Mint Condition」とはこの事を言うのでしょう。


Exterior-1

1968年~1976年、約8年間製造されたW114/W115シリーズは「Stroke 8」または「縦目のコンパクト」と呼ばれ、約200万台もの販売を誇った人気車種でした。その人気の秘密は高い信頼性にあり、メルセデスの伝説にもなっているギリシャのタクシー240Dは、約28年間で4,600,000Kmを走行しました。1969年、250CEにメルセデスは汎用乗用車として初の電子燃料噴射システムが導入されました。

この250CEは前期型(1973年マイナーチェンジ以前)で、フロントダブルバンパー・三角窓・テールランプが段の無いシンプルなもので、クラシカルな雰囲気が色濃く、直線的なピラーレスクーペのクォーターパネル廻りの処理が、60年代半ばから70年代のアメ車の雰囲気を持ち合わせ、淡いボディカラーと相まってとてもキュートなクーペに仕上がっています。 


Exterior-2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※ 塗装・モール類、すべてオリジナルのままでこの状態です。 


Interior & Engine room

内装のウッド・MBTEX共、申し分のないコンディションです。また前期型ハンドルがクラシカルな雰囲気を醸し出しています。

納車前の整備はエンジン調整(コールドスタートバルブ・エアバルブ交換、プラグ・プラグコード交換)のみでした。 



300CE-24V Mascot

「癒しのパステルカラー」・・・

米国デュポン社の調査による2012年自動車人気色(カラートレンド)は、一位ホワイト、二位シルバー、三位ブラック、あとグレー、レッドと続きます。近年の傾向はこの一位から三位までの間で入れ替わるくらいで、モノトーンが主流にあるそうです。よくカラートレンドはその時代の世相を反映されると言われますが、今日の世界的な経済不安(アジアのあの国を除いて)がそうさせているのでしょうか・・・? 

今にして思うとW124以前のメルセデス、特にW123やW114の時代は実にカラーバリエーションが豊富だった事に気付きます。そしてそのどの色をとっても決してビビットではなく、古いヨーロッパの街並みに馴染むかのような、いかにも落ち着いた上品な色相でした。この淡いブルーの250CEの佇まいを見ていると、今日のモノトーンの景色(世相・時代)の中で、そこだけに淡く陽の光が射しているかのような、見る人の心をホッとさせる、優しい気持ちにさせてくれる・・・そんな「癒しの色」だと思うのです。